しぐれとおかかの認識の相違と誤謬

怠惰な生活を過ごしているのだが、家族の構成員としてそれなりの任務を任される事もあり、本日も通常業務とは少々異なる責務を課せられた(要するにおつかいを頼まれた)

任務の内容は「おにぎりを二つ買ってくる事」
内１つは己の分なのでその場で決めればよいが、残りの１つは「しぐれで頼む」と命じられた(口調は全く違うが)。

しかし私は「しぐれ」を頼まれるたび、間違えて「おかか」を買いそうになるのだ。

これは「しぐれ」のみに起こる現象である。「さけ」「うめ」といった他の具材では起こらない。「おかか」をたのまれれば「おかか」をちゃんと買ってくるのだ。

何故だろうと考えてみたが、「しぐれ」と「おかか」を逆にして最初認識した。という過去があるぐらいしか思いつかない。類似した例として「エスカレーターとエレベータを逆にして覚えた為、現在でも一瞬どっちがどっちだかわからない」というのもある。だからなるだけ日常生活でこれら二つの単語を使用しないよう心掛けている。待ち合わせに使わないとか。涙ぐましすぎる努力である。無駄すぎる。

……真面目な文章にしてみたが内容が内容だけに救いようが無い。
とりあえず今度から「シグレハマグリシグレハマグリ」と呟きながらお使いに行く事にしてみる。