もうあれは「れっどくりふ」と言う名の映画なんだ。

第一声が「ちょっと反省会しようか」でしたK堂です。

昨日ポポちゃんとハルちゃんと三人でれっどくりふぱーとつー。を見に行きました。
見に行く前に地元に新しく出来たフレンチレストランでお昼をいただきました。
ビルの地下一階。微妙に奥まった場所で全くお客さんの目に付かない場所だから空いてるだろうと高を括ってたら意外に混んでいるらしい……ポポちゃんが事前予約してくれたので大丈夫でしたが、本当に満席だった……来るお客さん来るお客さん断ってたね。
お値段もリーズナブルで結構美味しかった。パンが美味かったッス。
ただ……内装が喫茶店っぽかったのと微妙に量が足りなくて……あと出てくるのが早かった。ゆっくりフレンチを～って雰囲気じゃなかったけど（まあ混んでたからね）おおむね満足しました。

その後色々買い物したりして映画を見たんですが……
うん。そんなに熱く語りませんよ（笑）
一応隠し。

ちょっと じょん・うー　ココに座れ。（心の叫び）

……えええええ～～って連続でした。
なんつーかね。もう、ね。突っ込みどころが多すぎて何処から突っ込んでいいのか分からんよ！！
純然たる三国志ファンだったら泣いて抗議するわ！！

「コレはれっどくりふ。という名の映画なんだ……」って念じながら見てました。
ウン。まあ、ね。自分は無双やってるからさ、総大将が出てきてボッコボコにするとか矢刺さってるのに何で平気なの！とかそういう部分は平気なんですけどね。

１の方がまだ史実に沿わせよう、って努力の跡が見られた気がする。
「所詮演義にしろ正史にしろ後年の人が作ったものだからその真贋は定かではないし、絶対視するモンじゃないよ」って御託は置いといてですね、まあごく一般的に「三国志」と聞いて思い浮かべるであろうイメージ(桃園結義とか五関突破とか)というかビジョンですよ。

れっどくりふ、は三国志を知る前には見て欲しくない映画だと思いました。
コレを最初に見ると歪むから大事な所が。コレ見た後に無双やると一層そのゆがみとか修正不可能な気がする。

ただでさえ無双の影響で「孔明」＝「軍師ビーム出してシャッホウ言う人」やら「魏延」＝「仮面かぶってカタコトな人」って印象付いてるんだから！！

パロディというのは原典が分かっていないと楽しめないものです。パロディだけ見て「所詮パロだし～正史っていっても正しくないんだから楽しい方がイイ」って流してしまうのはなあ。と心苦しいです。


とりあえず、映画見る前に横光先生の漫画６０巻か吉川御大の文庫版でいいから読んでください。
話はそれからだ。