周回遅れ

最近三浦しをん氏のエッセイを数冊読んだ。
……おおう。結構面白いではないか。
非常に共感を呼ぶ部分が多い……って年代も近いし。をたくな所も一緒だし。

そしてしをん氏も指/輪にハマっていた(過去形なのか？)事を知る。

氏はリアルタイムでハマったらしく、その一部始終が熱く激しくクリーミーに語り尽くされている。
おおう、コレだよコレ。この推し留める事などできないわけの分からん情熱こそが我等の推進力・原動力なのだよ……(遠い目)

ヴ/ィ/ゴへの愛を熱く語り尽くしていたのとはまた別の本で
「オタクの辞書に、「流行に乗る」とか、「時流に乗り遅れる」とかいう言葉はない！　自分の心が熱くたぎったときが「流行まっただなか」であり、俺を巻き込み押し流す、時を選ばぬ熱き奔流こそが「時流」なのだ！」（桃色トワイライト/三浦しをん/太田出版P150より抜粋）
……と語っておられ、正にそのとをり！と膝をバンバン打ちまくった。
……まあこの時しをん氏はク○ガにハマっていたらしいんですがね(寂)

無双にしろ鰤にしろ指輪にしろ、何時も私は微妙に乗り遅れています(最初作ったサイトなんてスラ○ンでしたよ（遠い目）)。なんと言いますか、気分は「第三期に生きる人々」って感じです。(以下ウダウダ語ってます。長いですよ)

冥王とかいるわけじゃないんですが、西の方の美しい人々はほぼ海を渡り、未だ残る美しい方々はひっそりと其々の地で暮らしておられる……神々の手が残した作品に触れることは出来るのだけれど、未だ美しい唄を詩を彫刻を生み出す方々は居られるのだけれど、華やかな宴が夜毎朝と言わず昼と言わず繰り広げられる事は無いのだと。宴に参加することなどは出来ないと知っているけれど、その煌きの軌跡なりと見る事が出来ればどんなに幸せなのだろう。だがその機会はないのだと。ただその御手が紡ぎだした煌きの軌跡を押し抱いている事しか出来ないと。

……まあようするに「もっと作品を！　もっと萌えを！　書いて(描いて)管理人様！！」ってことなんですがね(実も蓋も無い…)

そういえば「ヴ/ィ/ゴ　しをん」(/は無しで)検索した所96件ヒットしました。良かったですね、しをん先生(いいのか？)