あれ……でもこれって無茶はしないで無理はしろよ! って事だったのかな……?
うんまあ色々やるべき事あるだろう! って怒られそうなんですがね。うん。
自分を戒めるためにも以下やるべき事(二次元)を列挙してみます。
そして後日サラっと消します(ヲイ)
・片倉先生完結編
・社長秘書と女子大生の完結に向けてのアレコレ
・駅長の鬼畜ルート
・借り物競争後編
以下やりたい事
・戦国設定で試し切りの話
・同族嫌悪の話
・輪廻転生(にょた。ギャグメインで)
・恋に落ちる話
あと途中まで書いて書けなくなったものを。
本所七不思議ネタで書こうとしてダメだったやつを。
↓
ざり。ざり。と砂利を踏みしめる音だけが闇に響く。
丁寧に梳った総髪を後ろで括り、腰に手挟んだ小太刀の柄を固く握り締める青年は、惑いの無い足取りで無明の闇の中を進んでいた。
あやめもわかぬ漆黒の闇の中。今は何刻なのか。此処は何処なのか。そして何処に行こうとしているのか。何もかも全て――彼自身にも分からなかった。
そう。青年が意識を生じた時には既にこの闇に包まれていたのだった。
周囲を見回し、直ぐにそれが詮無いことと知ると、青年は躊躇うことなく歩を進めた。。
一面墨を流し込んだような漆黒の闇である。どちらを向いても無明の闇ならば、何処に向かおうが結果は似た様なものだろう。迷う暇も無く断を下すと青年は無明の闇を歩き始めた。
意識を生じると共に握り締めた小太刀の柄は、しっくりと馴染んだ感触を青年の左手に伝えた。砂利を踏みしめる草履や足袋も、身に纏う袷や袴も、何一つ違和感など無く身体に慣れている。
ただ、周囲を包む闇だけが――全てを裏切っていた。
そよ……そよぐ風一つ無く。生き物の気配どころか音も匂いさえもしない。尋常ならざる常世の闇に包まれて、それでも青年は前だけを向いて歩き続けていた。
どれほどの時歩き続けたのだろう。不意に「ソレ」は現れた。
「!!」
腰溜めに薙いだ白刃は、空しく虚空を切る。
必殺の一撃をかわされて、厳しく青年が見据える視線の先、ひらり、と艶やかな彩が舞った。
「おお。怖い怖い」
鈴が転がるような笑い声が、被衣から僅かに覗く朱唇から零れる。
「人の好意を無にするとは……つれないお方だねェ」
ゆらり。と手にした提灯を揺らしながら語る。闇を切り裂くのではない、柔らかく照らし出すその明かりにも、青年は厳しい眼差しを変えなかった。
(ここまで)
******
とりあえず書きたかったもの
・若い小十郎(長髪設定)
・小十郎の頬の傷の理由
→妖狐が「これは自分のもの」という目印に付けてれば良いな。という妄想。無論長じて後、再び出会うんですが
・相手が狸だと目前に明かりが現れる→散々遠回りして道に迷う程度で済む。
相手が狐だと後ろから明かりが差し伸べられる→この世ではないところへ連れ去られる場合も。
⇒「アンタがこの先辿る道は似たようなモンだよ」と死屍累々たる屠場へ連れ去られる。「上等だ」と啖呵を切る若い小十郎。「気に入った」ニィっと笑う。
……とまあこんな妄想してました。が、時期を逃したな……
こんな欠片ならゴロゴロフォルダに落ちてます。ドロドロかもしれない……(発酵しすぎて)
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